つけものとお湯

小さい頃は、絵本に出てくる食べ物に憧れることがあると思います。
ヘンゼルとグレーテルのお菓子の家、マッチ売りの少女がマッチに火をともした時に見えるごちそう。

しかし私がかつて憧れたのは、そのどちらでもなく、『かさじぞう』にありました。
それも、かさのお礼にお地蔵様が運んでくる豪華な食べ物ではありません。

「おじいさんとおばあさんは、おゆをのんでつけものを食べながらすごしました」

そう、「お湯を飲みながら漬物を食べる」シチュエーションに憧れたのです。
実際に、祖母にねだって実践したりもしました。
当時の読解力では、お金が無いからつけものとお湯で過ごさざるをえなかったことが理解できなかったのか、はたまた、大事な人と一緒なら質素なものも美味しく感じるのだということを幼心に感じていたのかは、今となってはもう定かではありませんが(でも多分前者だな・・・)、好きな場面なのでした。
関連記事
スポンサーサイト

コメントの投稿

非公開コメント

はじめまして!

こんにちは。
かさじぞうのお湯とお漬物、クスッとしちゃいました。
子どもの頃って、え、そこ。。?ってとこにときめくことありますよね。
私の場合、したきりすずめの洗濯のりが甘いかどうかなめてみたくて。
親の目を盗んで、舐めはしませんでしたが笑

Re: はじめまして!

こんにちは。コメントありがとうございます。

したきりすずめも読みましたが、残念ながら当時は、「洗濯のり」が何なのかを理解できていませんでした・・・
舐めるといえば、『一休さん』で、小僧さんが和尚さんの居ない間に壺の水あめを全部舐めてしまうシーンも気になっていました。
子供ながらに、壺に直接指を突っ込んで食べたらだめだよなぁと思ったのを覚えています。

小さい頃のことでも現在でも、自分のときめいたポイントは大切にしたいと思います。
プロフィール

しまりす

Author:しまりす
スウェーデン好き。
旅行からちょっとした外出、スウェーデン語学習、太極拳、日々の小ネタなど綴っていきます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
ブロとも一覧

ライフ イン スウェーデン
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR